大阪市立自然史博物館
特別展 生命大躍進 脊椎動物のたどった道 2016年4月号
イーダ(イラスト) 生命は40億年という膨大な年月をかけて進化や絶滅を重ね、現在の姿を獲得してきました。その過程では生命に飛躍的な進化をもたらした「重要な出来事」がありました。
ダンクルオステウスVS ウミサソリ(模型) 4月16日(土)から大阪市立自然史博物館で始まる特別展「生命大躍進―脊椎動物のたどった道―」では、その「出来事」を時代ごとにひもとき、生命誕生から人類へと続く脊椎動物の進化の道のりをたどります。
見どころの一つは、4700万年前のほぼ完全な霊長類の全身骨格化石「イーダ」。細部まで見事に保存されたこの小さな生き物は、初期の霊長類の進化について私たちにいろいろなことを教えてくれます。6月19日まで。
入館料は大人1300円、高校・大学生800円。中学生以下、障がい者手帳を持参の人、(要証明)は無料。
▽大阪市立自然史博物館=東住吉区長居公園1‐23、電話06・6697・6221
大阪バードフェスティバル 2015年11月号
「鳥」テーマに自然環境を考える
「大阪バードフェスティバル2015」が11月14日(土)・15日(日)、大阪市立自然史博物館で開かれます。入場無料。
鳥を通じて大阪の自然の現状や自然に関わる楽しさを知ってもらおうと、4回目の開催となる「自然の文化祭」です。各団体が日ごろの活動成果を紹介するほか、自然観察会や絵描き講座なども行われます。鳥だけでなく生き物が好きな人なら誰でも楽しめる催しです。
14日は、植物園でバードウォッチングを実施。午前10時30分、博物館玄関前ポーチに集合。講師は野鳥写真家の叶内拓哉さん。
15日午前10時30分からは、博物館本館講堂でトークショー「野鳥図鑑をめぐる3人のはなし 描く人、つくる人、使う人」を開催。
▽大阪市立自然史博物館、電話06・6697・6221
大阪市立自然史博物館2階 開催中~10月18日(日)
巡回展「土ってなんだろう?」 2015年10月号
国際連合が定めた国際土壌年2015を記念し、土の魅力を紹介する巡回展「土ってなんだろう?」が、大阪市立自然史博物館で開かれています。10月18日(日)まで。
土は農業や生態系の基本的な機能であり、地球上の生命を維持するためになくてはならない存在です。同展では土の中にいる微生物を展示するほか、日本のさまざまな土を「モノリス標本」(写真)で紹介。土の秘密を解き明かします。
観覧料:大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下、障がい者手帳を持参の人、大阪市在住の65歳以上(要証明)は無料
東住吉区長居公園1‐23 電話06・6697・6221
特別展
「たまごとたね」 2015年7月号
いのちのはじまりと不思議
大阪市立自然史博物館で7月18日(土)から、特別展「たまごとたね―いのちのはじまりと不思議―」が始まります。
丸くて硬い殻を持ち、「生命の誕生」の象徴とされる卵と種。それぞれ構造や生態に大きな違いがあります。
同展では、両者を比較しながら展示。例えば、自分で動けないため親に守られる卵に対し、植物の種には分布を広げる工夫が施されています。生き残りをかけたたくましい戦略を紹介します。
世界最大の種といわれる「フタゴヤシ」や今生きている鳥類では最大のダチョウの卵、鮮やかな青い蛍光色の種を持つ「タビビトノキ」など、さまざまな色や形の卵と種が展示され、その不思議に触れることができます。10月18日(日)まで。
入館料は大人500円、高校・大学生300円。中学生以下、障がい者手帳を持参の人、大阪市市在住の65歳以上(要証明)は無料。
▽大阪市立自然史博物館=東住吉区長居公園1‐23、電話06・6697・6221
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特別展
「スペイン 奇跡の恐竜たち」 2015年4月号
世界有数の恐竜化石産地とされるスペイン。そこには「ラス・オヤス」と「ロ・ウエコ」という二大恐竜化石発掘地があります。
5月31日まで大阪市立自然史博物館で開催中の特別展「スペイン 奇跡の恐竜たち」では、そんな前期白亜紀の発掘地から「奇跡的」な保存状態で発見された恐竜や鳥類、動植物の実物化石を一堂に紹介しています。
日本とスペインの交流400周年事業の一環。見どころの一つは、中生代白亜紀(約1億4500万年から6600万年前)から見つかった、腰に突起のある新種の肉食恐竜「コンカべナトール」の実物化石。復元された全身骨格と生態モデルを公開します。
入場料は大人1000円、高大生700円。中学生以下、障がい者手帳等の持参者(介護者1人含む)は無料。
▽大阪市立自然史博物館=東住吉区長居公園1‐23、電話06・6697・6221
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大阪市立自然史博物館・長居植物園40周年記念
2015年4月号
特別展 恐竜戦国時代の覇者! トリケラトプス
大阪市立自然史博物館で特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス~知られざる大陸ララミディアでの攻防~」が開催中。5月25日まで。
ティラノサウルスと並び高い人気と知名度を誇るトリケラトプス。恐竜時代最後の後期白亜期、激動の時代を生きたトリケラトプスの進化の謎に迫ります。
舞台は、恐竜が繁栄した中生代最後の3000万年間、アラスカからメキシコまで南北に伸びた「ララミディア大陸」。同大陸では様々な恐竜たちが生息し、トリケラトプスの仲間の劇的な進化の舞台にもなりました。同展では、トリケラトプスの仲間の起源から絶滅までの歴史を、日本初公開を含む多彩な骨格標本や生態復元モデルを通じて分かりやすく紹介します。
料金は大人1200円、高校・大学生800円。中学生以下、障がい者手帳を持参の人は無料。
▽大阪市立自然史博物館=東住吉区長居公園1‐23、電話06・6697・6221
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