子育て奮闘ママ 応援レシピ。 of 上町台地の地域情報紙『うえまち』

レシピ タイトル.jpg

牛乳のコンフィチュール                   2016年4月号

季節の創作メニュー(10)
1604いちご コンフィ1.jpg イチゴの美味しい季節がやってきました。イチゴと練乳の組み合わせがお好きな方に是非作って頂きたいミルクジャム。お砂糖と牛乳だけで作れるシンプルなジャムですが、色んなフルーツと相性が良く、パンやコーヒー・クレープなど用途は多く我が家でも大人気のジャムです。

■材料(150ml前後)
牛乳500ml、砂糖100g、あればバニラエッセンスやバニラビーンズ

■作り方
鍋に全ての材料を入れて吹きこぼれないよう注意しながら中火で煮詰める。
ミルクの量が半分近くになり、うっすら黄色くとろみが出てきたらしっかりかき混ぜながら火を入れ続ける。
好みの固さになれば火を止めて清潔な容器で保管する。
*火を入れ過ぎるとキャラメルのような質感になります。固くなりすぎた時は牛乳を足して再度火にかけて下さい。

丸ごとトマトのスープ                     2016年3月号

季節の創作メニュー(9)
IMG_8159.JPG 夏が旬と思いがちなトマトですが、フルーツトマトの旬は春。このスープは、トマトから出るグルタミン酸たっぷりの果汁と果肉を丸ごと味わえるスープ。見た目もコロンとしてかわいいです。温かいままでも冷やしても、どちらもおいしくいただけます。

■材料
フルーツトマト2個、にんにく1/2~1/4個、塩・コショウ少々、オリーブバージンオイル小さじ1~2杯

■作り方
ぺティナイフを短く持ち、トマトのヘタ周囲を一周回し、くりぬいて湯むきする。
トマトとにんにくを耐熱容器に入れ塩・コショウし、ふんわりラップする。電子レンジ500Wで1~3分間加熱。
器に盛り、オリーブオイルを少量かける。
バジルやパセリを添えてもよい。
*加熱時間は大きさにより調節してください(トマトから果汁が出ていてトマトが柔らかければOK)。電子レンジの加熱が長くなると丸い形が崩れるので注意してください。
*にんにくやオイルは使わずに、薄口しょうゆやだしで調味してもおいしいです。

ほうじ茶の生チョコレート                   2016年2月号

季節の創作メニュー(8)
1602レシピ_ほうじ茶チョコ.jpg 茶などの茶葉を深く焙煎して香ばしくしたほうじ茶の香りには、脳のリラックス効果があり、ストレスの解消にも良いそうです。その豊かな香りとチョコレートの甘さ・コクとの相性が楽しめるひと品です。大切な人にプレゼントしてみてはいかがでしょう。

■材料
ダーク(ブラック)チョコレート60g、無塩バター10g、生クリーム大さじ2、粉末ほうじ茶小さじ1/2、仕上げ用のココアパウダーとほうじ茶パウダーを各少量

■作り方
チョコレートを5mm幅に刻む。
ボウルを湯せんしバターを溶かす。生クリームとほうじ茶粉末を入れる。
②をヘラで混ぜて溶かし、刻んだチョコレートを加えてだまを残さないようさらに混ぜる。
チョコレートが完全に混ざり滑らかになったら、オーブンシートを引いたバットにチョコレートを流し込む。
冷蔵庫で3時間冷やし、温めた包丁で切るか丸めて形成する。*1チョコレートを包丁で切って形成する場合は一回一回包丁を拭いて切るときれいに仕上がります。丸めるときは、ココアパウダーをひいた平らな台で転がします。
ココアパウダーとほうじ茶パウダーを合わせたものをまぶして出来上がり。食べるまで冷蔵庫で保存する。*2手にパウダーを付けて丸める場合は素早く形成してください。

ナッツ入り田作り                   2016年1月号

季節の創作メニュー(7)
1601田作り.jpg おせち料理の田作り(ごまめ)は、カタクチイワシの炒め煮です。
 魚が苦手な子どもも、ナッツを使えばたくさん食べてくれます。来年の豊作を願い、田作りと言われるこの料理は、おせち料理の祝い肴(ざかな)3種のうちの一つ。お酒にもおやつにも良いですね。

■材料
ごまめ200g、ナッツ(アーモンドやくるみ)50g、赤唐辛子1本、水60cc、酒60cc、ざらめ大さじ3強、しょうゆ大さじ3

■作り方
ごまめはぺティナイフなどで腹の部分を取り除く。 
ごまめとナッツを弱火でから炒りする。 
②をフライパンから取り出し、しょうゆ以外の調味料を鍋に入れてざらめが溶け出したら、しょうゆを加えて半量まで煮詰める。 
③にごまめとナッツを入れてあえる。

サーモンとキュウリのカネロニ仕立て      2015年12月号

季節の創作メニュー(6)
1512レシピ.jpg 「カネロニ」とは筒状の大きなパスタのこと。キュウリやズッキーニを薄くスライスし、パスタに見立てたお料理の紹介です。緑色のクリスマスカラーが、人が集まるパーティーデイナーを華やかにしてくれ、そんな一品です。

■材料(8~10個分)
刺身用サーモンのさく80g前後、キュウリ1本、チーズ(必要であれば)、お好みでディル、いくら、A(レモンの皮のすりおろし1/3個、塩小さじ1弱、砂糖大さじ1/2、好みのハーブ)、B(水100ml、塩小さじ1/2)

■作り方
Aを全て混ぜ合わせ、刺身用サーモン全体にまぶし、ラップで包んで冷蔵庫で一晩寝かせる。 
①を流水でさっと洗う。 
キュウリをピーラーで薄くスライスし、Bの塩水にくぐらせる。 
①のサーモンを短冊に切り、チーズも一緒にキュウリで巻く。(写真のように立てて盛り付ける場合はチーズなどを一緒に巻くと安定します。) 
ディルやいくらを飾る。

*サーモンはスモークサーモンに代えるとより手軽に作れます。

秋ナスの煮びたし          2015年11月号

季節の創作メニュー(5)
1511レシピ写真 ナス.jpg ナスのおいしい季節ですね。冷蔵庫に夏のそうめんつゆ(麺つゆ)の余りはありませんか? 麺つゆとフライパン一つでできる簡単なレシピで、トロトロに柔らかくなった秋ナスを存分に味わってみてください。

■材料(1杯分)
ナス:4本、そうめんつゆ(ストレート):240ml、水:50ml、みりん:大さじ2、油:大さじ2、白髪ネギ、かつお節

■作り方
ナスを縦半分に切り、皮に深さ2~3mmの切り目を入れる。 
フライパンに油を熱しナスに皮から焼き色を付けたら調味料と水を入れて10分程度落としぶたをして弱火で煮る。 
煮汁ごと保存容器に移し、キッチンペーパーか清潔な布巾で上から覆い、 粗熱が取れたらふたをして冷蔵庫へ(半日~翌日以降が美味しく食べられます)。 
白髪ネギや糸かつお(かつお節でも可)を添えて皿に盛る。

皮から入れてしっかり焼くと皮が柔らかくなります。
清潔な容器で保存すれば数日常備できます。

ゴーヤみそ             2015年10月号

常備菜(2)
1510ゴーヤ味噌.jpg シーズン最後のゴーヤは、保存のできる「おかずみそ」にしてはいかがでしょう。おにぎりや野菜のデイップ、お肉などいろいろ使えて便利です。
 苦みも気にならないレシピなので、ゴーヤが苦手な人もおいしく食べられるのではないでしょうか。



■材料(1杯分)
ゴーヤ:小1本(大1/2本)、みそ:大さじ2、みりん:大さじ2、砂糖:大さじ1、お好みでごま・ごま油少々

■作り方
フライパンに油を熱し刻んだゴーヤを炒める。
しっかり炒めしんなりとしたら調味料を全て入れ混ぜる。 
焦がさないようにみそを加熱し水分が飛んだら火を止める。 
ごま油は火を止めて回し入れる。

清潔な容器で保存・冷凍も可能です。

ブルーハワイ(ノンアルコール)    2015年9月号

季節の創作メニュー(4)
エスニック素麺.jpg 夏といえば、そうめん。そうめんと日本の夏は切り離せない食べ物ですね。暑い季節に何度も食べるそうめんを、いつもとは少し違った食べ方で食べてみてはいかがでしょうか。

■材料(2人分)
鶏か豚のひき肉:200g、ナンプラー:小さじ2、オイスターソース:大さじ1と1/2、塩コショウ、そうめん:適量、そうめんつゆ:適量、パクチー・トマト・紫タマネギ・キュウリなどの野菜、お好みでピーナッツ、青唐辛子、ライム

■作り方
そうめんを表示の通りにゆでてざるに上げる。
冷えたそうめんつゆと野菜を用意する。
ひき肉を炒めてナンプラー、オイスターソース塩コショウで味付けする。
お皿に素麺と野菜、炒めたひき肉、青唐辛子、ピーナッツなどを添える。
そうめんつゆをかけてライムを搾る。

ブルーハワイ(ノンアルコール)    2015年8月号

アレンジドリンク(2)
ブルーハワイ2.jpg 夏の海のようなソーダブルーの色を見ていると、家にいながら南国リゾートの気分が味わえる…そんなドリンクをご紹介します。  暑い日の午後にベランダやお庭で楽しんでみてくださいね。
 ノンアルコールなのでお子様にもどうぞ。

■材料(1杯分)
パイナップルジュース:50cc、炭酸水:50cc、氷:適量、かき氷のブルーハワイシロップ:大さじ1~2、レモン:1/8個、飾り用のフルーツや花(デンファレ)



■作り方
グラスに氷を入れ、ブルーハワイシロップ、パイナップルジュース、炭酸水の順にグラスに注ぐ。
レモンを搾り、フルーツや花や飾る。

夏野菜のガスパチョ(冷製スープ)  2015年7月号

季節の創作メニュー(3)
ガスパチョ2.JPG スペイン料理の「ガスパチョ」は、旬の夏野菜がたっぷり摂れて栄養も満点、調理時間も数分の時短レシピ。暑くなって食欲が落ちた時、夏バテしている時にお勧めです。

■材料(2杯分)
完熟トマト:1個、キュウリ:1/2本、パプリカ:1/6~1/4個、タマネギ:1/12個(すりおろし大さじ1程度)、ニンニク:1/2個、白ワインビネガー:小さじ2(酢またはレモン汁で代用可)、オリーブオイル:小さじ2、塩コショウ、水:大さじ3、お好みでクミンパウダー少量、あれば色合いにパプリカパウダー少量(レッドペッパーやタバスコでもよい)

■作り方
キュウリとトマトは皮をむく。(キュウリの皮は飾り付け用に取っておく)
全ての材料をミキサーやブレンダーで合わせる。
良く冷やし、刻んだピーマンやキュウリの皮を飾ってサーブする。

*もともとは、日が経ち固くなったパンを消費するために考えられたレシピです。当レシピには使っていませんが、フランスパンなどの固いパンを一緒にミキサーにかけると、とろみのついたスープになります。

おうちで簡単エスニック ガパオライス 
2015年6月号

外食気分を味わう(2)
ガパオライス.jpg ハーブが成長する季節にお勧めするガパオライスは、フライパン一つで楽しめる簡単なタイ料理です。
旬の野菜もハーブもしっかり摂れて、冷蔵庫の余った野菜も活躍します。うっとうしい梅雨の季節も、辛くさわやかなメニューで乗り切ってくださいね。



■材料
豚もしくは鶏のひき肉:200g、ニンニク:1片、鷹のつめ:1本、タマネギ:1/2個、パプリカ:1/2個、
ズッキーニ:1/2本、その他野菜何でも、卵:2個、ナンプラー:小さじ2~3、オイスターソース:大さじ2、塩コショウ、温かいご飯、バジルの葉:10枚~、
お好みでピーナッツやパクチーを添えてもよい

■作り方
目玉焼きを作る。
みじん切りにしたニンニク、鷹のつめを火にかける。香りが出たらタマネギを加えて炒め、ひき肉と残りの野菜を炒める。
ナンプラーとオイスターソースで味付けし、塩コショウで味を調える。
火を止めてから刻んだバジルを混ぜ合わせる。
(ホーリーバジルを使う場合は火を止める前に加える)
ご飯と一緒にを盛り付け、バジルの葉を添える。

鶏の胸肉で作るハム         2015年5月号

常備菜(1)
1505ハム2.JPG 今月のレシピは、4月に育児休暇から復帰したママたちにお勧めしたい常備菜です。復帰してから早くも1ヶ月が過ぎようとしていますね。ゴールデンウィークが近づくと、数年前の自分をついこの前のことのように思い出します。
 帰宅後お料理する時間がなくても大丈夫。鶏のハムを冷蔵庫に常備していれば、そのまま切るだけでメインのおかずに、野菜に添えてサラダに、サンドイッチにも使えます。胸肉にはムチンなどの成分があり、疲労回復も期待できます。ぜひ家族のための常備菜に取り入れてみてくださいね。

■材料
鶏の胸肉2枚、塩大さじ1~2、砂糖大さじ1~2、酒大さじ1、お好みで月桂樹やハーブなど

■作り方
砂糖と塩を肉に擦り込み(月桂樹やハーブもお好みで)、1日冷蔵庫へ。
流水で洗い、水に漬けて30分間塩抜きする。
肉を筒のように巻いてラップでぴっちり隙間をなくし密閉後、輪ゴムで止める。
耐熱の保存袋(ジップロックなど)に入れ、真空状態をつくる(※1)
沸騰した鍋にの肉を入れ、湯の温度を測定。70~75度で2時間ほどゆでる。
良く冷やして落ち着かせる。

※1袋の口を閉じて端にストローを差し、空気を押し出したり吸い込んだりして抜くと真空になります。
*温度計がなければ炊飯器の保温モードや保温鍋もOK。厚手の大きな鍋に水を沸騰させ、すぐに火を止め肉を入れる。バスタオルなどで鍋を包み保温します。
*炒めたタマネギ・醤油・ごま油で作るねぎソースや、マヨネーズとケチャップを合わせたオーロラソースなどと合わせれば、子どもも大人も楽しめます。

春を楽しむ 桜のカクテル(ノンアルコール)
2015年4月号

アレンジドリンク(1)
桜カクテル.jpg 淡いピンク色に幸せを感じてしまう桜の花。春を喜ぶ気持ちがわいてきます。
桜のドリンクはお花見、またはおもてなしにも。
季節に寄り添ってカクテルを楽しんでみてくださいね。

■材料(グラス1杯分)
八重桜の塩漬け(※1):1枚、塩抜き後の水:小さじ1、カルピス(※2):大さじ1~1.5、桜のシロップ(※3)またはサクランボシロップ:20ml(カキ氷のイチゴシロップで代用可)、水か炭酸水:150ml、氷:適量

※1 八重桜の塩漬けや桜のシロップは百貨店や大型リカーショップ、インターネットなどで購入できます。当レシピは「Monin」の桜シロップを使用しています。 ※2 カルピスと水は市販の「カルピスウオーター(ソーダ)」で代用可。
※3 桜のシロップを桜のリキュールに変えるとアルコールドリンクに。

■作り方
八重桜の塩漬けを1枚に対し、大さじ1杯ほどの水で塩抜きする。塩抜きした水は捨てず、小さじ1杯分使用する。
グラスにカルピス、次に桜のシロップを注ぎ、塩抜き後の水、氷、分量の水の順に加える。
マドラーで混ぜるか、混ぜずにグラデーションを残したままサーブしてもよい。
最後に桜の花を浮かべる。

*カルピスと水の代わりに緑茶で割っても色がきれいです。
*余った桜の塩漬けは、クッキーなどの焼き菓子や桜茶として楽しんでも。

リンゴのチップスとセミドライトマト  2015年3月号

アイデア離乳食(1)
手づかみ食べの赤ちゃん(幼児)のおやつ
大人も楽しめる1品を同時に!
りんご2.jpg リンゴのチップスは我が子が赤ちゃんの頃何度も作りました。安心して食べられて食物繊維も豊富。リンゴを乾燥させただけの揚げていないチップスと、大人のワインのお伴にもなるドライトマトは、料理の隠し味にも常備菜にも活躍します。トマトのうま味成分、グルタミン酸は母乳にも含まれていて、赤ちゃんもしっかり感じることができる味覚のひとつ。ドライにしてうま味の濃くなったトマトは、大人も子供もきっと大好きです。


■材料トマト.jpg
りんご:好きなだけ、ミニトマトかフルーツトマト:好きなだけ、塩:少々
■作り方
リンゴは縦に4つに切り、芯を取って薄く2mmに切る。
トマトは縦半分に切るか、ミニトマトであればヘタを残して湯むきしてもよい。
をオーブンの天板に並べて、トマトには塩少々する。
100度のオーブンで3~4時間加熱する。

ハートのパリブレスト         2015年2月号

季節の創作メニュー(2)
パリブレ3.jpg
 バレンタインデーに大切な人に作ってみませんか? 香ばしいサクッとしたシューと、バニラの香るカスタードです☆お子さまも一緒に食べる場合は、大きさを変えたり甘さを控えたりと、手作りはママが調節できるのも良いですね。


■材料(約20cm・1個分)パリブレ4.jpg
シュー生地:ふるった中力粉(強力粉でも可)70g、無塩バター(角切り)60g、水100ml、溶き卵L3個分、塩ひとつまみ、スライスアーモンド大さじ1、お好みでグラニュー糖
カスタードクリーム:牛乳250ml、卵黄3個、砂糖50g、小麦粉20g、バニラのさや5~8cm、生クリーム100ml (デコレーション:生クリーム100ml、砂糖適量、イチゴ)
■作り方
シュー生地
オーブンを200度で余熱。天板にシートを敷き絞り口を用意する。 鍋に水、バター、塩ひとつまみを入れ、沸騰させる。
②を火から外し、粉を一気に入れてヘラで混ぜる。
再び弱火から中火にかけ、生地の塊を鍋肌に押しつけるように練る。(1~2分)
卵の1/3~1/2を一気に入れて混ぜる。均一になったら残りの卵を少しずつ加えて混ぜるを繰り返し、生地をすくった時にヘラに残った生地が三角形になる程度の硬さにする。この時、生地が冷めると硬くなるので、できるだけ手早く作業する。
天板に生地をハートの形に3回重ねて絞り、5cm間隔でフォークで穴をあける。
⑤で余った卵をハケで生地に塗り、スライスアーモンドをのせる。(お好みでグラニュー糖をふりかけてもよい)
電気オーブンなら200度、ガスオーブンなら180~190度で25分焼き、その後10度下げてさらに10~15分焼く。
熱いうちにパン切り包丁で水平に切る。に湯を沸かし酢を入れる。弱火にし、湯に円の水流を作り中心に優しく卵を割り入れ、2~3分後に中火にする。白身が固まり黄身が柔らかい状態で引き上げる。(温かくサーブする場合はお湯に、冷たくする場合は冷水につけておく)

カスタードクリーム
鍋に分量の3/4の牛乳と、縦に切り目を入れしごいたバニラのさや・種を入れ、沸騰させない程度に温める。残りの牛乳を入れて温度を少し下げる。この時さやを取り出す。
ボールに卵黄を入れ砂糖を加えて混ぜ、小麦粉も加え混ぜる。
②に①を少しずつ混ぜながら加える。
全て混ぜたら再び鍋に戻して弱めの中火にかけ、泡立て器で混ぜながらとろみがつくまで火にかける。
とろみがついたらバットに移し替え冷蔵庫で冷やす。

仕上げ
 ハートの下側の生地にカスタードを絞り入れ、あればその上にホイップしたクリームも絞る。
 上側の生地をかぶせてできあがり。

*当日中にお召し上がりください。カスタードクリームは冷めた後再び混ぜるとなめらかになります。お好みでリキュールやバターを加えてもおいしいです。

ふわふわパンケーキのエッグベネディクト                                                                                                  
2015年1月号

外食気分を味わう(1)
パンケーキWEB.jpg
 はやりのお店のパンケーキ、子連れで並ぶのは大変ですよね。ならばおうちで作ってみましょう♪材料は家にあるもので出来ます。休日の朝食にベーコンや野菜とポーチドエッグを。おもてなしのティータイムにはアイスクリームやフルーツソースを。色々な組み合わせを楽しんでください。


■材料(3~4人分)
パンケーキ:小麦粉70g、タピオカ粉30g(小麦粉を合わせて100gで代用可)、卵2個、ヨーグルト100g(茶こしで水を切る)、溶かしバター15g、砂糖大さじ1【大さじ2】、塩小さじ1/2弱【ひとつまみ】、ベーキングパウダー小さじ1、牛乳40ml
オランデーズソース:卵黄1個、バター60g、白ワインビネガー大さじ1(酢大さじ1で代用可)、玉ねぎの搾り汁大さじ1、水20cc、塩コショウ、お好みでパプリカパウダー・パセリなど(仕上げにふりかける)
ポーチドエッグ用の卵と酢少量
*デザートとして作る場合は砂糖と塩を【 】内の分量で作ります。

■作り方
ポーチドエッグ:鍋に湯を沸かし酢を入れる。弱火にし、湯に円の水流を作り中心に優しく卵を割り入れ、2~3分後に中火にする。白身が固まり黄身が柔らかい状態で引き上げる。(温かくサーブする場合はお湯に、冷たくする場合は冷水につけておく)

オランデーズソース
①小さめの鍋に、白ワインビネガーと玉ねぎの搾り汁を入れ沸騰させる。
②火を止め水を入れ、鍋の温度を下げる。卵黄を入れ弱火にかけながら泡立てる。
③泡がなめらかになり白っぽくつやが出てきたら、バターを入れて少しずつ溶かすように混ぜる。

パンケーキ
①粉をふるっておく。
②ボールに卵黄、砂糖、ヨーグルトの順に加え、溶かしバター、牛乳も入れて混ぜる。
③②に①の粉を入れさっくり混ぜる。
④卵白を角が立つまで泡立てる。
⑤④の半分を③に混ぜ、残りも加えてふんわり混ぜる。
⑥小さめのフライパンを熱し、濡れ布巾を当ててから生地を高いところから落とす。(綺麗な丸型になります)
⑦弱火で焼き、気泡が出てきたらひっくり返し、弱火で1~2分半焼く。
*コ―テイング加工のフライパンかホットプレートで、油は引かずに焼いてください。

奉書巻き              2014年12月号

季節の創作メニュー1
1412奉書巻き 更新.jpg 今月は縁起の良い奉書巻きを紹介します。ダイコンやカブやを奉書に見立てて作る簡単な1品です。昆布を細く切って水引のように結べたら縁起も良いですね。正月のおせち料理にいかがでしょうか。

■材料(4人分)
・ダイコンやカブを薄く輪切りにしたもの 5枚
・だし昆布(細長く切る) 5本
・生ハムやスモークサーモン 5枚
1412おせちall.jpg・塩小さじ1 ・水200ml 
・レモン汁1/4個分、または酢少量

■作り方
①水に塩を溶かし、レモンを絞る。
②①の中にダイコンと昆布を3~4分漬け、しんなりさせる。
③ダイコンが軟らかくなればキッチンペーパーで水分を拭き取り、ハムやサーモンを重ねて巻く。
④昆布もキッチンペーパーで拭き、結ぶ。 
*昆布が滑りやすいので、キッチンペーパーでつまんで作業すると結びやすいです。

2014年11月号

根菜の豆乳椀
根菜スープ1.jpg かつおと昆布でひいただしに、豆乳と白みそを合わせた根菜のスープです。だしのうま味の一つ、昆布のグルタミン酸は、今や科学調味料として色々なものに使われています。鶏ガラスープやだしのもとで、だしの代わりにしてもできますが、できれば時間のある時にたくさん取って、そのまま小分けに冷凍保存して使ってみてくださいね。自然の味とその良さを楽しんでいだだけますように。

■材料(4人分)
水800ml、かつお節15g前後、昆布5~10cm、お好きな根菜(カブ、ゴボウ、小芋、レンコン、ニンジンなど)好きなだけ、鶏もも肉100~200g、豆乳200ml、白みそ大さじ2.5~3杯、塩少々、お好みでユズの皮

■作り方
①水に昆布を30分程つけておく(できれば2~3時間)
②弱火で昆布のだしをとり、あくをすくいながら沸騰する前に取り出す
③火を止めてかつお節を入れる
④火を付けて1分程沸かせたらキッチンペーパーで濾(こ)す
⑤④に、処理した根菜と一口大に切った鶏肉、塩少々を入れて火を入れる
⑥煮えたら弱火にして豆乳と白みそを入れる
⑦ユズの皮を浮かべる
*豆乳とみそを入れた後は沸かせないように気を付けてくださいね。豆乳が分離し、みその風味が飛んでしまいます。

2014年10月号

生姜のコンフィチュール
生姜コンフィ1.jpg 夏の冷房や冷たいもの、 冬の気温などは、女性の体の「冷え」と背中合わせですよね。でも暑い日には冷たいドリンクを飲みたいし、寒い日には芯からポカポカで指先まで温まりたい。そんな方にお勧めしたいのが生姜のシロップです。生姜には体を温める作用があると言われていて、生のものより加熱したり干したりすることで、よりその力が発揮されるそうです。加熱した生姜と香辛料のパワーで、どの季節にも楽しめる生姜のシロップを紹介します。体を冷やす砂糖(サトウキビ)ではなく、てんさい粉(砂糖大根)を使っています。

■材料(2~3人分)
生姜200g、てんさい粉(砂糖でもOK)200g、蜂蜜50g、レモン1/2~1個、水200ml、クローブ5粒、シナモンステイック1本、カルダモン5粒(殻をむいて中の種子を使う)、ブラックペッパー5粒
*お好みで鷹のつめを1/2本加えてもよい。

■作り方
①生姜は皮ごとよく洗い、薄く切るかすりおろす。
②レモンと蜂蜜以外の材料を鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火で20分待つ。 蜂蜜を加え、粗熱が取れたらレモンを絞る。
③をこして清潔な瓶に移す。
*飲むときに炭酸水や紅茶などで4~5倍に薄める。

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2014年9月号

 カリウムやナイアシン、クエン酸を含む桃は熱中症や夏バテ予防によいフルーツ。簡単なのにびっくりするほどおいしい「桃のデザートスープ」とシャンパンなどに合う「桃のサラダ」を紹介します。

1409桃のスープ.jpg桃のスープ
■材料(2~3人分
白桃大………………………1個
ヨーグルト……………大さじ3
生クリーム……………大さじ2
牛乳………………………50ml
レモンの搾り汁………1/2個分
砂糖……………大さじ1/2~2
飾り用のミント
*お好みで白ワイン、コアントローや桃のリキュールを少量加えると大人の味に。生クリームの代わりにバニラアイスクリームを使い、砂糖を減らしてもよい。
■作り方
①むいて切った桃に砂糖とレモン汁をかけて冷蔵庫で冷やす。
②ミントと飾り用の生クリーム以外の材料を全て合わせ、ミキサーにかける。
③サーブする時にミントや生クリーム、オリーブオイルなどを浮かべて飾る。
★コツ:器も冷やしていただくと爽やかです。砂糖は桃の甘さで加減すると、完熟の桃でも酸っぱい桃でもおいしくできます。

1409サラダ1.jpg桃と生ハムとルッコラのサラダ
■材料(2~3人分)
桃……………………………1個
生ハム…………………4~6枚
ルッコラ……………………適量
白ワインビネガー……大さじ1
オリーブオイル………大さじ1
塩コショウ
*お好みでブルーチーズや炒ったアーモンドをトッピングしてもよい。
■作り方
①白ワインビネガーとオリーブオイルと塩コショウを混ぜてドレッシングを作っておく。
②桃を適当な大きさに切り、洗ったルッコラ、生ハム、 桃を皿に盛る。
③ドレッシングをかけてサーブする。
★コツ:桃の甘さと生ハムの塩気、ルッコラの香ばしいほろ苦さを一口で同時に感じられるサイズに切る。

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PICK UP

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