和宗総本山 四天王寺
古式ゆかしく 聖霊会舞楽大法要
和宗総本山四天王寺で4月22日、開祖・聖徳太子をしのぶ「聖霊会舞楽大法要」が営まれた。厳粛な法要と色鮮やかな装束を身に付けた舞人、楽人たちによる古式ゆかしい舞楽が交互に奉納され、訪れた参詣客を魅了した。
この日、亀の池の石舞台は四隅に赤い仏花(曼珠沙華)が立てられ、五色の幕がはためく六時堂周辺は華やかな雰囲気に。境内に雅楽の音色が響き渡る中、極楽浄土の鳥を模した童舞「迦陵頻(かりょうびん)」や古代中国の武将の舞「太平楽」などが約5時間にわたって奉納された。
聖霊会は、聖徳太子の命日にちなみ毎年4月22日に開催。1000年の歴史を誇り、奉納される天王寺舞楽は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
大阪府警、天王寺防犯協会、天王寺区役所ほか
春の地域安全運動
身近で起こる街頭犯罪や振り込め詐欺などに対する府民の自主防犯意識を高めようと、「春の地域安全運動」の街頭キャンペーンが4月23日、上本町YUFURAイベント広場で行われました。
「みんなで力を合わせて安全・安心まちづくり」をスローガンに、大阪府警のほか、府庁、天王寺区役所、天王寺防犯協会など地域団体が協力して実施。
キャンペーンには、天王寺防犯協会会長で医療法人歓喜会の辻尚司氏や新歌舞伎座の公演に出演していた歌手の香西かおりさんと田川寿美さんらも参加。府警による防犯教室に続いて、通行人に啓発チラシを配り犯罪被害防止を呼びかけました。
「相続」テーマに無料相談会
6月14日(土)大阪市立社会福祉センター
NPО法人まち・すまいづくりは6月14日(土)、天王寺区東高津町の大阪市立社会福祉センターで、「住まいと暮らしの無料相談会」を開催します。午前10時~午後1時。
今回は「相続」がテーマ。相続のために必要な手続きや税申告、生前贈与、遺言書の作成など相続やその他あらゆる相談に弁護士や司法書士、税理士、一級建築士などの専門家が応じます。大事なことだけれど、日頃なかなか相談できない「困ったこと」を一度に相談できるチャンスです。
相談会は原則、毎月第2土曜日の開催で次回以降は7月12日、8月9日を予定。※当日、公務等で欠席する場合があります。ご予約可能です。
▽予約・問い合わせ=NPO法人まち・すまいづくり、電話06・6779・7222
愛染祭 愛染堂勝鬘院
愛染祭が6月30日(月)~7月2日(水)、愛染堂勝鬘院(しょうまんいん)で開催されます。夕方から境内や参道に多くの夜店が軒を連ね、周辺はにぎやかな祭りムードに包まれます。雨天決行。昨年の様子
期間中、本尊・愛染明王と多宝塔(国重要文化財)大日大勝金剛尊が特別開帳されます。初日には、浴衣姿の愛染娘たちが宝恵(ほえ)かごに乗り「愛染さんじゃ、ほっえっかっご」のかけ声とともに谷町筋をパレード。午後1時30分にあべのキューズモールを出発し午後3時30分ごろ境内に到着します。5時からは、多宝塔で荘厳な大法要が営まれます。ミス愛染娘コンテストは7月1日午後7時から。
参詣者には愛染娘による花守り(有料)の授与や、浴衣で訪れた人には記念品のプレゼントなどもあります。
▽愛染堂勝鬘院=天王寺区夕陽丘町5‐36、電話06・6779・5800 地下鉄四天王寺前夕陽ケ丘駅5番出口徒歩2分
生國魂祭 参加者募集
枕太鼓
陸渡御の先導で大阪城まで、その後宮入時に太鼓台を担いで宮入するための担ぎ手
・稽古(6月29日、7月6日)、本宮7月12日
・参加資格:18才以上の健康な男子
・衣裳は貸与、私物衣裳有。詳細はお問い合わせください
・奉賛料:6000円(記念品としてTシャツ・鉢巻き進呈)
・連絡先:info.makura@ghundred.ne.jp(新木・伊東)
・URL:www.ghundred.ne.jp/makuradaiko/index.html
金銀神輿
11日天王寺区内の氏地を金銀神輿、山車を引きながら回る際の子どもたちのお世話係。12日大阪城までのお渡りの子どもたちのお世話係。7~10日6時~8時の間に神社神輿倉まで来てください。その時必要な物をお渡しします。
・参加費:無料
・連絡先: 090・3702・6478(赤澤)
獅子舞
獅子舞の踊り・篠笛・締め太鼓のうち、希望パートで参加。
・稽古(5・6月毎週金曜日19時半~)、本番(7月11日・12日)
・参加資格:成人男女、お祭りが好きな方ならどなたでも
・参加費:無料(衣装は貸与。さらし・足袋は購入)
・連絡先:gengenshishi@yahoo.co.jp (村田)
山本能楽堂 改修事業終わる
地域に開かれた「現代の社交場」
国の登録無形文化財に指定されている山本能楽堂で進められていた改修工事が3月末で終了した。1927年に設立、大阪大空襲で焼失するも、能をたしなむ船場の旦那衆らの熱意で再建された能楽堂。今回の改修で「開かれた能楽堂」をコンセプトに伝統と現代の最新技術が入り混じるモダンな空間に生まれ変わった。代表理事で能楽師の山本章弘師は「伝統を重んじつつ時代に順応した建物になった。地域に根ざした上方芸能の発信基地として、次の世代にいい形で受け継いでいきたい」と話している。
木造3階建ての同能楽堂は老朽化が進み、2011年から耐震補強を中心とした改修工事を実施。新たに1670万色を表現できるLEDの舞台照明や客席の床暖房なども備えた。
4月下旬には内覧会を兼ねた改修記念イベントを開催。文楽三味線や落語、浪曲、バイオリンなど各界の演者たちが舞台を務め、観客とともに能楽堂の新たな門出を祝った。
第7回 夕陽丘写真コンテスト受賞作品
2013年4月1日~2014年3月31日の期間、夕陽丘および上町台地の魅力をカメラに収め、夕陽丘のまち・人の魅力を再発見できる写真を募集した第7回夕陽丘写真コンテスト。テーマは「夕陽丘三十六景―夕陽丘の魅力を撮る」。その受賞作品を紹介します。
最優秀賞「夕暮れ」神野洋一さん
一心寺賞「過ぎゆく時間」植田雄介さん一心寺賞「瓦文様」宇野裕子さん
人形フェス賞「パフォーマンス」川田晃代さん人形フェス賞「みんな夢中に」木方清二さん
夕陽丘パンフ賞「暗黒の光」西川友里さん夕陽丘パンフ賞「生きてる石垣」鍋島和子さん
夕陽丘パンフ賞「散り花」渡辺励さん夕陽丘パンフ賞「恵沢園昨今」小出広邦さん
特別賞
・口縄坂 豊田真一郎さん
・日想観 阪井文雄さん
・幻想の世界 谷川憲一さん
・モウスコシヨガンバッテ!! 小牟田竹二郎さん
・夢中 大槻ゆかいさん
主催:なにわ人形芝居フェスティバル運営委員会(一心寺シアター倶楽内)
大槻能楽堂 公募写真展 作品募集
「能の史跡 月のある風景」
大槻能楽堂は、「能の史跡…月のある風景」をテーマにした公募写真展を開催します。
数ある「月」にちなんだ演目の中から狂言と能を一番ずつ上演する「十五夜能」(9月6日公演)にちなんで企画。受賞作品は当日、能楽堂ロビーで展示します。
能の物語の舞台となった場所や史跡、能舞台のある風景、能に縁のある町や史跡、それを照らす月明かり―。応募資格はプロ・アマ問いません。月と人・月と能について思いをめぐらせるような素敵な作品を募集します。応募は1人5点まで。金賞受賞者には、撮影企画の少ない能公演(当日)の特別撮影許可を付与(予定)。
▽問い合わせ=大槻能楽堂事務局、〒540‐0005大阪市中央区上町A‐7、電話06・6761・8055
①応募受付期間
7月21日~8月20日
②応募規格
A4~四ッ切(四ッ切ワイド可)サイズでプリントしたもの。額装、合成写真及び組み写真、過度な加工を施したものは不可。
③応募方法
応募作品には1点ごとに「応募票」を同封して大槻能楽堂まで直接持参、または郵送。
■応募票等詳細は、大槻能楽堂ホームページhttp://www.noh-kyogen.comでダウンロード可(準備中)。
大阪歴史博物館 特別展
「大阪遺産 難波宮」
60年にわたる調査成果と発掘史
中央区法円坂の「難波宮跡」の長年にわたる調査成果とその発掘史を紹介する特別展「大阪遺産 難波宮―遺跡を読み解くキーワード―」が6月21日(土)から始まります。
難波宮跡の発掘調査は、山根徳太郎博士の主導のもと昭和29(1954)年から開始。60年に及ぶ調査で、「幻の宮」とされた難波宮はその姿を徐々に現し、日本古代史を書きかえる画期的な知見もありました。調査は現在も行われています。
2006年に出土した「万葉仮名文木簡」(写真)は7世紀中頃のものとみられる、万葉仮名11文字を記した木簡。漢字1字に1音を当てた万葉仮名で記された歌の実例として日本最古のものです。
同展では、出土遺物や発掘記録などをもとに、これまでの調査成果と発掘史を「瓦」「土器」「文字」といった簡明なキーワードから読み解きます。8月18日まで。
観覧料は大人600円、高校・大学生400円。中学生以下、大阪市在住の65歳以上(要証明証)、障がい者手帳等を持参の人(介護者1人を含む)は無料。
▽大阪歴史博物館=中央区大手前4‐1‐32、電話06・6946・5728。火曜日休館
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特別展「大阪遺産 難波宮」関連行事
新館長就任記念 なにわ歴博館長による講演会
聖武天皇と難波宮
6月29日(日)午後1時30分~午後3時
大阪歴史博物館・4階 定員:250名 参加費:300円
※事前に往復はがきでの申し込みが必要です
聖武天皇は、合計8回も難波宮に行幸しました。これほど何回も難波に来た天皇は他にいません。いったいなぜこれほど行幸を繰り返したのでしょうか。栄原永遠男館長がその理由を考察し、難波がどのような地であったのかを考えます。
大阪市立美術館 特別展
「第60回全関西美術展」
関西美術界の流れ知る
近畿地方を中心とした作家たちの公募作品を展示する「第60回全関西美術展」が6月24日(火)、大阪市立美術館で開幕します。
1941年から開催されており、地方における公募展で最も長い歴史を誇ります。近畿だけでなく四国や北陸などから集まった1000点以上の作品から、入選作約500点と招待作家らの作品約300点を展示します。
日本画、洋画・版画、彫刻、工芸、書といった美術のあらゆる部門にまたがり、著名な美術家の作品も公開。関西美術界の流れを知るには見逃せない展覧会といえるでしょう。7月6日まで。
入館料は一般700円、高校・大学生500円、中学生以下・障がい者手帳等持参の人は無料。
▽大阪市立美術館=天王寺区茶臼山町1‐82、総合コールセンター・なにわコール電話06・4301・7285
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国立敏楽劇場 夏休み文楽特別公演
親子劇場「西遊記」ほか
7月19日(土)~8月4日(月)、夏休み文楽特別公演を開催します。文楽は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている大阪発祥の高度な人形芸術です。今回は親子向け企画もあり、普段触れることの少ない伝統芸能を親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
第1部は親子劇場。「かみなり太鼓」で開演。「ぶんらくってなあに」では、若手出演者が文楽の仕組みや鑑賞の楽しみ方について解説するほか、実際に舞台に上がる体験コーナーもあります。孫悟空や三蔵法師で知られる「西遊記」も上演されます。午前11時開演。
第2部は名作劇場。「平家女護島(へいけにょごのしま)」と「鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)」。午後2時開演。
第3部はサマーレイトショー。「女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)」。午後6時開演。
6月3日から予約開始。料金は一般4700円。第1部はお得な親子料金(親3800円、子ども〈18歳以下〉1500円)もあります。
▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、地下鉄・近鉄日本橋駅7号出口徒歩1分。国立劇場チケットセンター(0570・07・9900)
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鐘つき子ども会 参加無料
6/14(土)午後2時~ 雨天決行 お堂で行うので雨でもお越しください!
「時の記念日」(6月10日)に合わせて、地域の商店街の方々にも協力をいただき毎年開催している行事です。お寺を会場に、子どもたちに時間の大切さについて分かりやすくお話をしたり、ゲームや人形劇などで青年会員と一緒に遊び、最後にお寺の鐘を突いてもらい、お土産を持って帰ってもらいます。
場 所:妙徳寺
内 容:鐘つき・人形劇・お話・ゲーム・お土産(お菓子)
参加費:無料(申し込み不要)
主 催:中央区仏教青年会
お問い合わせ:中央区仏教青年会事務局
久本寺 電話06・6761・3304
天王寺動物園でサマースクール
小学4~6年生を募集
天王寺動物園では夏休み期間中、小学4~6年生を対象にしたサマースクールを開催。参加者144人を募集します。参加無料。
普段見ることのできない動物の寝室の掃除をしたり、エサの準備をしたりするなど動物飼育を体験。身近に動物と接し、子どもたちに動物と自然に対する認識を深めてもらうのが目的で、1975年から実施しています。
開催日時は7月31日、8月1・5・6日。午前9時~午後3時。各日36人。参加希望者は6月1~30日に必要事項を明記し往復はがきで申し込む(応募多数の場合は抽選)。
往信用はがきの欄の必要事項
①参加希望日(第4希望まで可)
②郵便番号・住所・電話番号
③氏名(ふりがな)・性別
④学校名・学年
⑤保護者氏名
⑥過去の本スクール参加経験の有無
(ある場合は、その飼育動物名)
⑦動物アレルギー・苦手な動物等の有無
(ある場合は、その動物名等)
返信用はがきにも郵便番号・住所・氏名を記入
[あて先]〒543-0063
大阪市天王寺区茶臼山町1-108 天王寺動物園サマースクール係
▽問い合わせ=天王寺動物公園事務所 電話06・6771・8401
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