山本能楽堂
人間国宝の至芸を見る! 楽しむ! 体感する! 2016年6月号
7月10日(日)
人間国宝の至芸の魅力を鑑賞する公演。「生の人間国宝」の姿を間近で見て、その至芸により理解を深めます。
演目「鉄輪(かなわ)」は、夫に捨てられた嫉妬の末、鬼女になってしまう激しい女の執心と、その反面、男への捨てきれない思慕の心を主題にした名曲です。人間国宝の梅若玄祥のシテで上演。
大阪府の助成事業のため高校生以下は無料で鑑賞できます。
午後2時開演
入場料:前売5000円
当日5500円
高校生以下無料
(事前申し込み必要)
2016年5月号
山本能楽堂で資料室公開 2016年4月号
パリ公演ほか近代の能楽資料展示
山本能楽堂の資料室が3月12、13の両日、一般公開され、同能楽堂が所蔵する大正から昭和にかけての貴重な能楽関連資料が並んだ。
2011年からの大規模な改修工事に伴い堂内の各所から見つかったもので、京都造形芸術大学の協力で調査を進めていた。
今回の展示では、1957年の「パリ世界演劇祭」に参加するために結成され、同能楽堂の創立者である山本博之が加わった「渡欧能楽団」にまつわる文書を公開。音楽舞踊アカデミー賞を受賞したパリ公演のパンフレットや公演の様子を詳細に記した博之の手帳のほ か、画家の藤田嗣治らパリの文化人と博之の交流を示す写真なども展示された。
能楽雑誌や舞台写真など珍しい近代の能楽資料とともに、山本家にゆかりのある画家・冨岡鉄斎の掛け軸や屏風(びょうぶ)も飾られ、訪れた人が見入っていた。
今後も定期的に展示会や予約による公開を行う予定。
▽山本能楽堂=中央区徳井町1‐3‐6、電話06・6943・9454
取材記事
国際交流基金 ・ 地球市民賞 2016年3月号
東欧と「能」を通じた草の根交流
地域に根ざした先進的な国際文化交流に取り組む団体に贈られる2015年度の「国際交流基金・地球市民賞」に、山本能楽堂が選ばれた。大阪の団体が受賞するのは15年ぶり。
1927年創立の山本能楽堂は、大阪における能楽の普及と継承を柱に活動を行ってきた。近年では、外国人や子どもに対する能の普及や海外公演にも力を入れており、国際交流を通じて伝統芸能の可能性を広げている点が評価された。
活動を支えているのは2008年に能楽研究のため来日したブルガリア人のペトコ・スラボフ氏。同氏から、中・東欧地域で「本物の日本文化」が強く求められていると聞いたことがきっかけとなり、同地域で能を通した草の根の文化交流が始まった。15年にはブルガリア人10人が稽古を重ね、出演した能「紅葉狩」を現地で上演し、大きな反響を呼んだという。
環境問題をテーマにした新作能「水の輪」も創作し、国内外で上演。外国人や子どもも演者として参加できる仕掛けになっており、今後の展開が期待されている。
1月25日に行われた記者会見で、山本章弘代表理事は「日本人の心が残されたユネスコ無形文化遺産の能楽の魅力を伝えていくことで、世界の平和に力を尽くしたい」と語った。
3月5日(土)
人間国宝の至芸を見る!楽しむ!体感する!
山本能楽堂では3月5日(土)、人間国宝の至芸の魅力を鑑賞する「人間国宝の至芸を見る! 楽しむ! 体感する!」が開かれます。
「生の人間国宝」の姿を間近で見て、その至芸により理解を深める公演です。
演目は中国の故事を題材にした能「邯鄲(かんたん)」。シテは梅若玄祥、太鼓を三島元 太郎(共に人間国宝)が勤めます。
ワークショップもお楽しみに。
午後2時開演 入場料:前売り3000円 当日4000円
4月2日(土)
たにまち能 能「船弁慶」ほか
4月2日(土)の「たにまち能」は、能「船弁慶」を上演します。
平家を滅ぼした義経が、兄頼朝との不和から追われる身となった姿を描く人気の演目。弁慶や静御前も登場し、前場の優美な舞、後場のなぎなたを振るう荒々しい闘争場面などが見どころです。
ほかに能「采女 美奈保之伝」、狂言「口真似」などを上演。
午後1時開演 入場料:一般5500円 学生3000円
つづり割引券(3回分)1万5000円
2月4日(木)
なにわの歳時記~四天王寺篇 2016年2月号
日本の美意識見直す
山本能楽堂は2月4日(木)午後7時から、伝統芸能文化サロン「なにわの歳時記~四天王寺篇」を開きます。私たちが忘れかけている「日本の美しい美意識」を、伝統芸能を通して見つめ直す試み。今回は、四天王寺ゆかりの能「弱法師(よろぼし)」を上演します。
「弱法師」は、盲目のこじき俊徳丸と父親の再会を描く物語。舞台となる四天王寺は、聖徳太子が建立したと伝えられる古刹で、鳥居の向こうに夕陽を見れば極楽浄土がかなうという「日想観」の地として古くから知られています。また寺周辺の区名や駅名の「天王寺」は、四天王寺の略称です。
上演前、大阪歴史博物館学芸員の大澤研一氏が四天王寺の由緒を解説。終演後は、シテを勤める山本章弘師が観客の質問に答えます。
入場料は前売り3000円、当日4000円。
▽山本能楽堂=中央区徳井町1‐3‐6、電話06・6943・9454
2月6日(土)
文化の伝承―花と芸能
国内外で生け花の実演や花にまつわるプロデュースを行う華道家・中野天心氏が、国登録有形文化財の山本能楽堂全体を花で飾ります。午後1時開演。
能舞台では半能「巴」の上演とハープ奏者・松岡莉子氏による演奏が行われます。
季節の花でいっぱいに飾られた能楽堂で、日本文化や伝統芸能の本質に触れてみてはいかがでしょうか。
入場料:2000円
山本能楽堂で1月25日(月)
「真田幸村三変化」 2016年1月号
幸村テーマに能・文楽・講談を上演
戦国武将、真田幸村をテーマにした能・文楽・講談の新作や関連作品を同時上演する「真田幸村三変化」が1月25日(月)、山本能楽堂で催されます。
豊臣秀吉とならび大阪人に人気の高い真田幸村。大河ドラマ「真田丸」が始まり、ますます注目される幸村の魅力を、上方古典芸能の新作などで楽しんでもらおうという試みです。
新作能「真田幸村」は、幸村と真田十勇士の武勇伝を能で表現。その魅力に迫ります。出演は山本章弘、吉井基晴ほか。大阪城天守閣館長・北川央氏監修。
文楽は、大坂夏の陣を題材にした演目「鎌倉三代記 絹川村の段より高綱物語」を上演します。佐々木高綱(真田幸村)は安達藤三郎(安藤長三郎)として北条時政(徳川家康)の元に潜入し、娘の時姫(千姫)に時政を討たせようと企てる―。徳川幕府をはばかり鎌倉幕府の話に変え、登場人物の名前も置き換えています。出演は豊竹英大夫、竹澤宗助ほか。
新作講談(音楽絵巻)「真田幸村物語」(仮称)は、幸村と真田十勇士の活躍を一つの物語として講談で創作し、より鮮明に幸村像を表現します。現在に至る幸村人気は、江戸時代の講談『難波戦記』によるところが大きく、新作でも宿敵・徳川家康に果敢に挑む英雄的武将の姿が描かれます。出演は旭堂南左衛門ほか。制作は中野順哉氏。
能、文楽、講談を同時上演することで、それぞれに幸村がどのように表現されているかを比較しながら楽しめます。出演者による制作秘話などのトークショーもあります。3月17日も上演。
▽山本能楽堂=中央区徳井町1‐3‐6、電話06・6943・9454
1月23日(土)
初心者のための上方芸能SHOW
豊かで多彩な上方芸能を解説付きで楽しめる「初心者のための上方伝統芸能SHOW」が1月23日(土)、山本能楽堂で開かれます。午後2時開演。
今回は、能=山本章弘ほか、上方舞=山村友五郎、落語=桂吉坊。ほかに、文楽・素浄瑠璃も上演します。さまざまな分野の演者がジャンルの垣根を越えて協力し、大阪で育まれた上方伝統芸能の魅力を発信します。
入場料:4500円
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
12月6日(日)
たにまち能「俊寛」ほか 2015年12月号
山本能楽堂は12月6日(日)、創立以来続く定期公演「たにまち能」を開催。能「俊寛」を上演します。
平家打倒のもくろみが露見し、流罪となった俊寛・成形・康頼の3人の元に赦免を知らせる使者が到着するが―。運命に翻弄される非力な人間の姿を描いた作品です。
ほかに能「安達原」、狂言「雁礫」を上演します。
午後1時開演
入場料:一般5500円 学生3000円
つづり割引券(3回分)1万5000円
12月19日(土)
休日朝の能講座「半蔀の巻」
山本能楽堂は、休日朝の能講座「能活」を開催しています。全7回シリーズ。第3回は「半蔀の巻」を12月19日(土)に開催。光源氏と夕顔の恋物語をもとにした演目で、講座のあと舞の体験もあります。
1月10日、31日、2月7日、14日と続き、毎回曲にちなんだ謡のお稽古や体験もあります。講師は林本大氏、前田和子氏ほか。
午後10時半から 参加費:1000円
申し込みは山本能楽堂公式HPから
12月31日(土)
初心者のための上方芸能SHOW
多彩な上方伝統芸能を解説付きで楽しめる「初心者のための上方伝統芸能SHOW」が12月31日(木)、山本能楽堂で催されます。
今回は「大晦日スペシャル編」として、午後9時半から開催。能や文楽・素浄瑠璃、女道楽、落語、講談、浪曲のハイライト部分を次々に上演しながら年越しをします。上方に受け継がれてきた伝統芸能を楽しみながら新年を迎えてみてはいかがでしょうか。
午後9時半開演 入場料:4500円
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
11月21日(土)
初心者のための上方芸能SHOW 2015年11月号
上方伝統芸能のハイライト部分を一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能SHOW」が11月21日(土)、山本能楽堂で催されます。
今回は、文楽・素浄瑠璃、お座敷遊び、落語、活動写真の面白い部分だけを「ええとこどり」で次々に上演。さまざまな分野の演者がジャンルの垣根を越えて協力し、大阪で育まれた多彩な上方伝統芸能の魅力を発信します。
午後2時開演 入場料:2700円
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
10月2日(金)~11月10日(火)
中之島のっと(knot) 2015年10月号
「伝統」テーマに大阪の芸術文化が集結
上方芸能・演劇・音楽・現代アートなど、さまざまな分野を組み合わせたユニークな公演が観賞できる「中之島のっと(knot)」(芸術文化魅力育成プロジェクト実行委員会〈大阪府・市〉主催)が10月2日(金)~11月10日(火)の週末を中心に、大阪市中央公会堂などで開催されます。
「knot」は「結ぶ」の意味。芸能の垣根を越えて「伝統」をテーマに公演やワークショップなどが行われます。
10月21・22日は、中央公会堂で舞台「和の核心×洋の斬新BAKU(獏)」(写真㊤)を上演。現代における悪夢をテーマに、大阪の劇団「KIO」とデンマークの劇団が挑みます。午後7時30分開演。料金は前売り2500円、当日3000円。
11月7・8日は、「新作能『水の輪』ジャンルミックスVer.」(写真㊦)。会場は大阪市新美術館建設予定地(北区中之島4)。水の浄化をテーマに環境問題について考える物語。日本を代表する美術家・やなぎみわ氏の美術作品であるトレーラーを使用し、伝統芸能と現代アートなどが融合した公演です。午後6時30分開演。観覧無料(山本能楽堂のホーム ページから申し込み)。雨天時は、公演内容を変更して山本能楽堂で実施。
このほか現代演劇や伝統舞踊など全20のプログラムが催されます。詳細は公式ホームページ(「中之島のっと」で検索)
▽問い合わせ=芸術文化魅力育成プロジェクト実行委員会事務局、電話06・6210・9305
大阪市中央公会堂1階大集会室 10月4日(日)
初心者のための上方芸能SHOW
上方伝統芸能のハイライト部分を一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能SHOW」が10月4日(日)、大阪市中央公会堂などで開催される芸術イベント「中之島のっと(knot)」に登場。
能、狂言、文楽、落語、講談の面白い部分だけを「ええとこどり」で次々に上演。大阪で育まれた多彩な上方伝統芸能の魅力を発信します。
午後0時30分開演 定員800人、未就学児入場不可
申し込み=「山本能楽堂」ホームページから
入場無料 要申込
申込・問合=山本能楽堂 電話06・6943・9454
10月24日(土)・25日(日)
文化の伝承―花と芸能
横東宏和氏 山本能楽堂は10月24・25日、「文化の伝承―花と芸能」を開催します。
小原流の横東宏和氏が国登録有形文化財の同能楽堂全体を秋の花で飾ります。
能舞台では、伝統芸能や西洋音楽などさまざまな演目が次々に上演されます。秋の花でいっぱいに彩られた能楽堂で、日本文化の神髄に触れてみてはいかがでしょうか。
入場料:2000円 両日とも午後1時~5時
10月31日(土)
人間国宝の至芸を鑑賞
梅若玄祥師 山本能楽堂では10月31日、人間国宝の優れた技芸を鑑賞する「人間国宝の至芸を見る! 楽しむ! 体感する!」を開催します。
日本の舞台芸術で最高峰とされる重要無形文化財個人認定保持者(人間国宝)の至芸の魅力を身近に感じることのできる公演です。六条御息所の情念を描いた人気の演目「葵上(あおいのうえ)」を上演します。出演は人間国宝・梅若六郎玄祥、山本章弘。
入場料:前売3000円、当日4000円 午後1時30分開演
山本能楽堂 中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
9月19日(土)昼
初心者のための上方伝統芸能SHOW 2015年9月号
上方伝統芸能のハイライト部分を上演する「初心者のための上方伝統芸能SHOW」が9月19日(土)午後2時から、山本能楽堂で開催されます。これまで月1回、行われていた「芸能ナイト」を、今年は土曜の昼に上演することになりました。
能や文楽、上方舞、落語、講談、浪曲など上方伝統芸能の中から、4種類を選び、面白い部分だけを15分ずつのダイジェスト版で上演。様々な演者たちが垣根を越えて協力し、 大阪ならではの芸能の魅力を発信するイベントです。
落語家が司会を務め、各演目を分かりやすく解説。観客が舞台で芸能を体験できるコーナーもあり、普段伝統芸能になじみのない初心者も楽しめるよう工夫されています。
チケットは9月1日発売。
▽山本能楽堂=中央区徳井町1‐3‐6、谷町四丁目駅4番出口から徒歩2分。電話06・6943・9454
9月7日(月)
初心者のための能入門講座
山本能楽堂は、初心者のための能入門講座「まっちゃまちサロン」を開催します。
楽しく分かりやすく能の魅力を学ぶ1時間半。能面や美しい装束を鑑賞するほか、能舞台に上がっての謡(うたい)や仕舞体験など、色々な能の体験をすることができます。昼の部はお抹茶とお菓子、夜の部は軽食とお茶をいただきながら、気軽に「能」の世界を楽しんでみませんか。
受講料:1000円 昼の部:午後2時開演 夜の部:午後7時開演
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9月5日(土)
たにまち能 「仲光」ほか 2015年8月号
山本能楽堂は9月5日(土)、創立以来続く定期公演「たにまち能」を開催。能「仲光」を上演します。
藤原仲光が主君多田満仲の子、美女御前を連れて満仲のもとへ参上します。満仲は美女が中山寺で学問に励まず武芸ばかりしているのに腹を立て、仲光に美女を討つよう命じる―。自分の力ではどうしようもない運命に陥った人間の葛藤や哀愁などを描いた作品です。
ほかに能「海士」、狂言「仏師」を上演します。
午後1時開演。入場料:一般5500円、学生3000円、つづり割引券(3回分)1万5000円
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なつやすみこどもワークショップ 8月8日(土)
「アートによる能案内」
山本能楽堂は、小学生を対象にした能楽ワークショップ「アートによる能案内」を開催します。
現代美術家による視点で、能の創造的な世界観を子どもたちが体験する毎年人気の公演です。今回のゲストはニッポン画家の山本太郎氏。能をテーマにした造形遊びを楽しんだ後、みんなで「本物の能」を鑑賞します。
午後3時開演
定員100人・要申込・入場無料
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
7月19日(日)
なにわの歳時記―伝統芸能文化サロン 天神祭篇
2015年7月号
山本能楽堂は7月19日(日)、「なにわの歳時記―伝統芸能文化サロン 天神祭篇」を開催します。午後2時開演。
日本の伝統芸能には、私たちが忘れていた「日本人としての誇り」や「日本の美しい美意識」が残されています。今回は「天神祭」について髙島幸次氏のお話の後、能「雷電」のダイジェスト版を鑑賞。日本の文化や伝統芸能を通じて、季節を重んじた日本の暮らしや美意識を一緒に学んでみませんか。
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7月23日(木)
とくい能
山本能楽堂は7月23日(木)午後7時から、「とくい能」を開催。仕事帰りの人を対象にした初心者向けの公演で、能「土蜘蛛」を上演します。
公演前にシテ(主人公)を務める山本章弘が演目の解説を行い、終演後は客席からの質問に応えます。客席と舞台の距離が近く、能の鑑賞が初体験の人も楽しめる企画。
当日は、和装・浴衣での来場者は「天神祭能船乗船券」などが当たる抽選会に参加できます。
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中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
入場料(各公演):前売り3000円、当日4000円
7月5日(日)
たにまち能 素謡会 2015年6月号
山本能楽堂の定期公演「たにまち能」。7月は「素謡会(すうたいかい)」です。素謡とは、舞やお囃子(はやし)を 伴わず、能の謡だけを披露するもの。通常の舞台と同じくシテ、ワキ、地謡などが舞台の中ほどに並び謡います。
能面をかけないので発声も聞きやすく、言葉の強弱や間合いを楽しみながら物語の展開に集中できます。謡が分かれば能鑑賞の面白みも増すもの。演じ手が謡をどう理解し、表現しているのかも鑑賞のポイントです。
午後1時開演 入場料は5500円
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中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
6月6日(土)
たにまち能 2014年5月号
山本能楽堂は6月6日(土)、創立以来続く歴史ある定期公演「たにまち能」を開催。能「蝉丸」を上演します。
延喜帝の第四皇子、蝉丸は生まれつきの盲目ゆえに山に捨てられる。悲しみの中で琵琶を弾いていると、狂人となった姉が現れる―。因果応報や姉弟の情、与えられた運命に従う悲しくも美しい姿が描かれます。
ほかに能「殺生石」、狂言「茶壺」、仕舞「通盛」「班女」「放下僧」を上演。
午後1時開演。入場料は一般5500円、学生3000円。つづり割引券(3回分)1万5000円。
▽山本能楽堂=中央区徳井町1‐3‐6、谷町四丁目駅4番出口から徒歩2分。電話06・6943・9454
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6月1日(月)
初心者のための能入門講座
山本能楽堂は6月1日(月)、初心者のための能入門講座「まっちゃまちサロン」を開催します。
能面や美しい能装束の鑑賞、舞台に上がっての謡(うたい)体験など能の魅力を楽しむ1時間半。「敷居が高い」と感じられる能も、楽しく分かりやすい解説で身近に感じることができます。
3月29日(日)・30日(月)
文化の伝承 「花と芸能」 2014年4月号
山本能楽堂は3月29・30日、文化の伝承「花と芸能」を開催します。
嵯峨御流華道総司所・華務長の辻井ミカ氏が国登録有形文化財の同能楽堂全体を春の花で飾ります。
能舞台では、文楽「艶姿女舞衣 酒屋の段」より「お園のさわり」を上演します。春の花でいっぱいに彩られた能楽堂で文楽や能の体験、落語などを楽しんでみてはいかがでしょうか。
入場料は3000円。29日は午後1~5時、文楽上演は午後4時30分から、30日は午前11時~午後4時、文楽上演は午前11時30分から。
ブルガリア人が開発
能の「音」を端末アプリで再現
山本能楽堂代表理事・山本章弘さんの弟子でブルガリア人のペトコ・スラボフさんが、能のお囃子をiPadやiPhone、またGoogle play で再現できるアプリ「お囃子先生」を開発した。
舞台で聞く「本物の音」にこだわり、太鼓、大鼓、小鼓、笛の4種類の楽器の音に加え、能楽師の実際のかけ声を録音。端末を指で操作することで、リズム楽器と笛が織りなす能囃子の演奏がゲーム感覚で体験できる。
留学生として来日したぺトコさんは、同能楽堂が小中学校で開く伝統芸能鑑賞教室に同行。子どもでも能を身近に体験できるようになればと、コンピューター工学の特技を生かして開発した。
iPad専用アプリケーションでアップルストアから無料でダウンロード可能。
篠笛奏者 佐藤和哉 演奏会
「さくら色のワルツ」ほか 4月19日(日)
NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』主題歌「雨のち晴レルヤ」(ゆず)の原曲である「さくら色のワルツ」の作曲者で篠笛奏者の佐藤和哉さんが春の全国ツアー「さくらの旅路」をスタートします。大阪公演は4月19日(日)、山本能楽堂。午後4時開演。
佐藤さんは2013年にNHK紅白歌合戦にゆずと出演、彼らのツアーにも参加するなど活動の場を広げています。
チケットは前売り4500円、当日5000円。
▽問い合わせ=ふうち草、電話03・6326・2613
プレゼント 詳細はこちら
中大江公園 4月4日(土)
桜まつりお茶会
能「羽衣」の上演も 観覧無料
中央区糸屋町2丁目の中大江公園で4月4日午前11時~午後2時、「桜まつりお茶会」(中大江校下社会福祉協議会主催)が開かれます。
満開の桜の下で、近くの山本能楽堂の能楽師山本章弘による能「羽衣」の上演(午前11時から)と大阪青年会議所太鼓倶楽部による和太鼓演奏があります。
また、正午からは抹茶の野点(200円)もあります。
▽問い合わせ=中大江校下社会福祉協議会、電話06・6945・0122
山本能楽堂 〈国登録有形文化財〉 中央区徳井町1‐3‐6、谷町四丁目駅4番出口から徒歩2分、電話06・6943・9454
たにまち能
12月7日(日)
山本能楽堂は12月7日(日)午後1時開演、創立以来続く定期公演「たにまち能」を開催します。演目は、能「通小町」「葛城」と狂言「栗焼」、仕舞「放下僧」ほか。全席自由。
入場料:一般5500円、学生3000円
つづり割引券(3回分)1万5000円
芸能ナイト大晦日スペシャル
12月31日(土)
様々な上方伝統芸能のハイライトを一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」が12月31日(土)午後9時半~午前0時半、山本能楽堂で開かれます。 今回は、大晦日スペシャル編」として6種類の芸能を上演。能楽堂に設けたバーカウンターでドリンクサービスがあるほか、お楽しみ抽選会や鏡開きなど年越しならではの楽しい企画も満載です。
入場料:S席5500円、A席5000円、B席4500円
プレゼント 詳細はこちら
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
初心者のための上方伝統芸能ナイト
11月1日(土)・15日(土)
山本能楽堂で毎月2回開催する「初心者のための上方伝統芸能ナイト」。1日はお座敷遊び、落語、女道楽、講談。15日は落語、お座敷遊び、文楽、能。各芸能のハイライト部分をそれぞれ15分ずつ楽しめます。途中の体験コーナーも人気です。
また、外国人の方にも楽しんでいただけるよう、日、英、中、韓の4カ国語対応の「字幕」と配布資料を用意しています。
午後6時開演
入場料:S席4500円、 A席4000円、B席3500円
プレゼント 詳細はこちら
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
初心者のための上方伝統芸能ナイト
10月4・18日(土)
上方伝統芸能のハイライト部分を上演する山本能楽堂の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」。ジャンルの垣根を超えた様々な演者たちが協力し、大阪ならではの芸能の魅力を発信するイベントです。
能や文楽、上方舞、落語、講談などの中から4種類を15分ずつ上演。落語家の司会で各演目の解説が行われるほか、観客が舞台で芸能を体験できるコーナーもあり、伝統芸能になじみのない初心者も楽しめるよう工夫されています。
入場料:S席4500円、 A席4000円、B席3500円
プレゼント 詳細はこちら
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
たにまち能「江口」「菊慈童」ほか
9月7日(日)
山本能楽堂は9月7日(日)午後1時から、創立以来続く歴史ある定期公演「たにまち能」を開催。
能「江口」は、観阿弥の謡曲を世阿弥が一曲の能に仕上げたとされる作品。都から天王寺へ向かう旅の僧侶たちの前に若い女が現れる。女は自分がかつて、西行法師と和歌のやりとりをした遊女の霊だと名乗る―(シテ 山本博通)。能「菊慈童(きくじどう)」は、菊のめでたさと不老長寿への人間の憧れを描いた秋を感じる作品(シテ 山本順之)他に狂言「清水」(小笠原匡)などを上演します。
入場料:一般5500円、学生3000円、つづり割引券(3回分)1万5000円
プレゼント 詳細はこちら
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
初心者のための上方伝統芸能ナイト
9月20日(土)
「初心者のための上方伝統芸能ナイト」が9月20日(土)午後6時から開催されます。ジャンルの垣根を超えた様々な上方伝統芸能の演者たちが協力し、大阪ならではの芸能の魅力を発信するイベントです。
能や文楽、上方舞、落語、講談などの中から4種類の芸能の面白い部分だけを、15分ずつダイジェストで上演。落語家の司会で各演目の解説が行われるほか、観客が舞台で芸能を体験できるコーナーもあり、伝統芸能になじみのない初心者も楽しめるよう工夫されています。10月は4日と18日に公演を予定。
入場料:S席4500円、A席4000円、B席3500円
プレゼント 詳細はこちら
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
夜7時から「とくい能~ゆかた祭」
7月23日(水)
山本能楽堂は7月23日(水)午後7時から、「とくい能」を開催。仕事帰りの人を対象にした初心者向けの公演で、能「土蜘蛛」を上演します。
公演前にシテ(主人公)を務める山本章弘が演目の解説を行います。終演後はすぐに着替えて再登場し、客席からの質疑応答の時間を設けます。客席と舞台の距離が近く、能初体験の人も楽しめる企画です。
当日は「ゆかた祭」として、和装・浴衣での来場者は「天神祭能船乗船券」などが当たる抽選会に参加できます。
入場料:前売り3000円
当 日4000円
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
プレゼント 詳細はこちら
改修記念特別イベント「花と芸能」
4月25日(金)~27日(日)
山本能楽堂はこのほど、改修工事を終えリニューアルしました。オープニングイベントとして、文化の伝承「花と芸能~春爛漫」を開催します。
フラワーデザイナーの藤吉恒雄氏が能楽堂全体を花で飾り、堂内には能衣装を華やかに展示。能舞台では、山本章弘による祝言の謡(うたい)をはじめ、ハープ、落語、バイオリン、講談、リュート、日本舞踊など、和洋を問わず様々な芸能で、能楽堂の新たな門出を祝います。
入場料:2000円
25日:午前11時~午後8時
26日:午前11時~午後6時
27日:午前11時~午後4時半
中央区徳井町1-3-6 電話06・6943・9454
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英語で上方伝統芸能ナイト
3月15日(土)
春野恵子 様々な上方伝統芸能を一度に楽しめると人気の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」。今回は英語による公演です。海外からのお客様と一緒に、また仕事で海外に行く方も気軽に参加してみては。内容は、英語落語=桂かい枝、お座敷遊び=島之内たに川、能「羽衣」=山本章弘、英語浪曲=春野恵子。
午後6時開演
Sエリア4500円
Aエリア4000円
Bエリア3500円
中央区徳井町1‐3‐6 電話06・6943・9454
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