大阪くらしの今昔館
5月28日(土)~6月26日(日)
船場花嫁物語 2016年6月号
桐に螺鈿細工を施した手許箪笥 大阪くらしの今昔館は、船場の商家が調えた花嫁支度の品々を紹介する企画展を、5月28日(土)から開催します。
船場の商家では嫁いだ娘が一生不自由しないよう、着物や装身具、生活道具を調え婚家へと送り出しました。婚家は専用の蔵をつくり、花嫁道具を収めたといいます。
本展では、昭和14年、船場の商家・廣野家が調えた花嫁道具を公開します。着物、宝飾品、家具調度品はいずれも職人が技術の粋を尽くした工芸品で、船場商人の底力と大阪文化の豊かさを知ることができます。
6月5日(日)、19日(日)午後2時からは、展示の花嫁道具を所蔵する佐野恵美子さんのお話があります。大切に保管されてきた母親の嫁入り道具について、思い出とともに語っていただきます。
入館料300円(企画展のみ)。火曜日、6月20日(月)は休館。
▽大阪くらしの今昔館=北区天神橋6‐4‐20、電話06・6242・1170
開催中~5月15日(日)
今昔館の宝箱~町家を彩る襖と屏風~ 2016年5月号
「源氏物語図」(森家蔵)6曲1双のうち 大阪くらしの今昔館は、近世大坂の町家で実際に使用されていた襖(ふすま)や屏風(びょうぶ)を紹介する企画展を開催中です。5月15日(日)まで。
『源氏物語』は町家でハレの日の座敷飾りとして愛用された画題でした。初公開の屏風「源氏物語図」(森家蔵)には、御殿の中で季節を感じ楽しむ光源氏と紫上が描かれています。
佐野龍雲筆「住吉図」(個人蔵)は、右隻に住吉大社の社頭と参詣の様子、左隻に春の住吉浜へ潮干狩りでにぎわう人々が描かれています。
本展では、これら季節や用途に合わせて町家の空間を彩ってきた21面11枚の襖と屏風を鑑賞できます。
4月26日(火)、5月6日(金)、10日(火)は休館。入館料300円(企画展のみ)。
▽大阪くらしの今昔館=北区天神橋6‐4‐20、電話06・6242・1170
3月5日(土)~27日(日)
企画展 町家を彩る ハレの日のしつらい 2016年3月号
日本の伝統的な都市住宅である町家は上方の都市で発達し、人々は季節の気候に応じてしつらえを変え、暮らしに彩りを添えました。
同展では、町家の暮らしを華やかに演出した年中行事の道具飾りや四季に合わせてしつらえたびょうぶ・掛け軸・ふすまなどを展示し、町家の生活文化を紹介します。また、「雛飾り台所ミニチュア」(旧八代敏所蔵)も初めて公開します。
入館料:300円(企画展のみ)
北区天神橋6-4-20 電話06・6242・1170
1月3日(日)~2月14日(日)
昭和レトロ家電テーマに企画展 2016年1月号
懐かしい昭和の家電を紹介する企画展「お正月だよ! 今年もよろしく 昭和レトロ家電―マスダコレクション展―」が1月3日(日)から始まります。
昭和30~40年代によく使われていた洗濯機や電気ストーブなどの家電や、当時の最先端技術とアイデアで開発された珍しい家電を展示。家電の内側が見られる珍しい展示のほか、食品や薬など暮らしに密着したポスター約40点を公開します。
入館料:300円(企画展のみ)
北区天神橋6-4-20 電話06・6242・1170
1月3日(日)~2月14日(日)
昭和レトロ家電テーマに企画展 2016年1月号
懐かしい昭和の家電を紹介する企画展「お正月だよ! 今年もよろしく 昭和レトロ家電―マスダコレクション展―」が1月3日(日)から始まります。
昭和30~40年代によく使われていた洗濯機や電気ストーブなどの家電や、当時の最先端技術とアイデアで開発された珍しい家電を展示。家電の内側が見られる珍しい展示のほか、食品や薬など暮らしに密着したポスター約40点を公開します。
入館料:300円(企画展のみ)
北区天神橋6-4-20 電話06・6242・1170
特別展「淀川舟游」~ 若冲・応挙・蕪村も愛した ~ 2015年8月号
「文化を運ぶみち」としての淀川に焦点を当てた特別展「淀川舟游~若冲・応挙・蕪村も愛した~」が7月25日(土)~8月31日(月)、大阪くらしの今昔館で開催されます。摂南大学(寝屋川市)の創立40周年記念事業。
古来、淀川は京と西国とを結ぶ交通路として人や物資が往来し、流域の人々に豊かな恵みをもたらしてきました。
また、淀川を往来する舟は、人や物だけでなく情報や文化を運ぶ「みち」としても重要な役割を果たしてきました。同展では、伊藤若冲や岡田米山人ら淀川を愛した画人や文人の作品を通して、淀川をめぐる文化や風物を紹介します。
8月9日(日)午前10時から、講演会(摂南大学国際教養セミナー)を開催。同大学外国語学部教授らが、展覧会の見どころを解説します。参加無料。要事前申し込み(先着順)。
▽問い合わせ=大阪くらしの今昔館、北区天神橋6‐4‐20、電話06・6242・1170
5月30日(土)~6月28日(日)
風に舞う布 琉球染織の美 2015年6月号
鮮やかな色が特徴の紅型(びんがた)や、芭蕉の糸で織る芭蕉布など、沖縄の多様な染めや織りを集めた展覧会が開かれます。
日本伝承染織振興会のコレクションの中から、戦後紅型復興に尽くした城間栄喜の作品や、人間国宝・平良敏子の芭蕉布のほか、八重山上布や与那国織など約60点が展示され、その魅力に触れることができます。会期中のワークショップでは紅型の技法体験を実施します。
毎週火曜、6月15日(月)休館。 企画展のみ300円。
常設展+企画展は一般800円、学生500円。
北区天神橋6-4-20 電話06・6242・1170
3月8日(日)~29日(日)
浪花の大ひな祭り 2015年3月号
一般の人から提供された約1000体のひな人形で造る幅10m、高さ3mの巨大なひな壇が登場。昨年も大好評だった「浪花の大ひな祭り」が今年も摂南大学と大阪くらしの今昔館の共催で開かれます。会場は同館8階企画展示室。学生が 古布を使ったエコな花飾りを制作するほか、飾り付けも担当。御殿びなのほか、珍しい郷土びなも展示されます。
今年度は3週間の長期開催。大阪の新しい風物を見に出かけてみませんか。
入場無料
北区天神橋6-4-20 電話06・6242・1170
1月3日(土)~2月11日(水・祝)
企画展 マスダさんちの昭和レトロ家電 ふたたび
昭和30年代の家電コレクションを紹介し、「懐かしい」と毎回好評の展覧会。今回は、昭和レトロ家電がどのようなカタログで当時の人々の心に訴えかけていたのか? という視点から紹介。あこがれの電化生活を提案する当時のカタログは工夫が凝らされ、製品の良さを伝えようとする熱意が伝わってきます。
同館研究員・増田健一氏のコレクションとともにその魅力を伝えます。
企画展のみ300円
北区天神橋6-4-20 電話06・6242・1170
企画展 再現!道頓堀の芝居小屋
開催中~5月25日(日)
「食い倒れ」の街、大阪を代表する名所である道頓堀は来年、道頓堀川開削から400年を迎えます。かつては浪花座・中座・角座などの芝居小屋が立ち並び、歌舞伎や浄瑠璃、新派劇などが上演される大阪文化の発信地としてにぎわいました。同展では、新発見の「道頓堀五座」の劇場図面や華やかに舞台を彩った舞台背景画のデッサン、役者絵などを紹介。「芝居町道頓堀」ゆかりの品々から、往時の風情を再現します。
企画展のみ300円 常設展とセットで一般800円、高校・大学生500円。中学生以下、障がい者手帳持参者、大阪市内在住の65歳以上は無料。
北区天神橋6-4-20、大阪市立住まいのミュージアム内
電話06・6242・1170
天満の歴史とまちづくり
3月8日(土)~4月6日(日)
江戸時代、大坂三郷の一つ「天満組」と呼ばれ栄えた天満のまち。その歴史と魅力を見直す展覧会「天満の歴史とまちづくり」が開かれます。
「天満の天神さん」と親しまれる大阪天満宮で催される天神祭にかつて飾られた「御迎え人形」(写真)や、船形山車「天神丸」の華麗な彫刻飾りを展示し、華やかな祭礼の雰囲気を展示室に再現します。また、天満の名所を描いた錦絵「浪花百景」や老舗商店が所蔵する歴史資料も展示します。
企画展のみ300円
中学生以下、大阪市在住の65歳以上、障がい者手帳を持参の人は無料
北区天神橋6-4-20、大阪市立住まいのミュージアム内
電話06・6242・1170